皆さんはマイカーの日常点検したことありますか?
車の点検整備は車検だけしてれば大丈夫と思っている方も少なくありません。
車は走行距離や運航状態により点検をしてあげる必要があります。
定期的に点検することで、故障や事故などの防止になり、車の寿命を延ばすことにつながります。
今回はご自身で確認できる、日常点検を15項目ご紹介します。
■エンジンルーム 5項目
1.ブレーキ液の量
リザーバ・タンク内の液量が規定の範囲(上限ラインと下限ラインとの間)にあるかを点検
2.冷却水の量
リザーバ・タンク内の液量が規定の範囲(上限ラインと下限ラインとの間)にあるかを点検
3.エンジン・オイルの量
エンジンに付いているオイル・レベルゲージを抜き取り
付着しているオイルを拭き取ってからゲージをいっぱいに差し込み、再度抜き取った際に
オイルの量がオイル・レベルゲージにより示された範囲内にあるかを点検
4.バッテリー液の量
バッテリー液の量が規定の範囲(上限ラインと下限ラインとの間)にあるかを
車両を揺らすなどして点検
5.ウインド・ウォッシャ液の量
ウインド・ウォッシャ液の量が適当かを点検
■車の周り 4項目
6.ランプ類の点灯・点滅
エンジン・スイッチを入れ、ランプ類の点灯・点滅具合が不良でないか
レンズなどに汚れや損傷がないか点検
7.タイヤの亀裂や損傷の有無
タイヤの亀裂や損傷の有無、タイヤに異物が付着したり
かみ込んだりしていないかを入念に点検
8.タイヤの空気圧
タイヤの接地部のたわみ具体を確認して、タイヤの空気圧が規定の範囲内であるかを点検
9.タイヤの溝の深さ
タイヤの溝の深さが十分であることを、接地面のスリップ・サインを目印に点検
スリップ・サインは、タイヤ側面の三角マークのある位置の接地面に現れます
■運転席 6項目
10.エンジンのかかり具合・異音
エンジンが速やかに始動しスムーズに回転するか
またエンジン始動時やアイドリング状態で、異音がないかを点検
11.ウインド・ウォッシャ液の噴射状態
ウインド・ウォッシャ液を噴射させ、ワイパーの作動範囲に噴射されるかを点検
12.ワイパーの拭き取り状態
ワイパーを作動させ、低速および高速の各作動が不良でないか
ウインド・ウォッシャ液がきれいに拭き取れるかを点検
13.ブレーキの踏み残りしろと効き具合
エンジンをかけて異音がないかを確認したうえで
ブレーキ・ペダルをいっぱいに踏み込んだとき、床板とのすき間(踏み残りしろ)が
多すぎたり、少なすぎたりしないかを点検
14.駐車ブレーキの引きしろ(踏みしろ)
駐車ブレーキをいっぱいに引いた(踏んだ)とき
引きしろ(踏みしろ)が多すぎたり、少なすぎたりしないかを点検
15.エンジンの低速・加速の状態
エンジンを暖機させた状態でアイドリング時の回転がスムーズに続くか
また、エンジンを徐々に加速したとき
アクセル・ペダルに引っかかりがないか
スムーズに回転するかを走行するなどして点検
以上が日常点検項目です。
自動車の点検整備はユーザーの義務です。
自分で見るのが難しい方や、不安な方は整備工場に相談してみることをお勧めします。
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